働くなら月給制と日給月給制のどちらがよいか
働くなら月給制と日給月給制のどちらがよいのでしょうか。誰しも一度は考える問題です。そのメリットとデメリットを知ることで、全体像がみえてきたりします。結論から先に申しあげますと、それは、断然月給制が有利です。それにはいくつかの理由がありますが、まず日給月給では、当然ですが、連休の多い月では働く日数が少なくなるので、収入がガクンと落ちてしまいます。
日給月給で働く場合では、休みが多いことは喜びではありません。手取りが少なくなるので必ずしも歓迎できないでしょう。それから有給休暇の取得にしても、月給制の社員とは待遇が大きく異なります。月給制の社員では、文字通り、有給で休暇の取得が可能ですが、日給月給では、休めることは休めるけれども、無給となる場合がほとんどです。この点、労働協約などのチェックが必要ですが、社員に暖かく、非正規労働者に冷たい構造となっています。
さらに長い目で観察すると、日給月給は、勤務が自由でよいような気もいたしますが、長年勤めあげて、いざ退職する時点では、退職金だってもらえない場合がほとんどです。たとえもらえることができたとしても、それは、雀の涙のお涙金です。このような理由ですから、働くのならば、断然月給制の会社です。
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